禁酒四日目。中毒の根っ子はみんな同じ。
私は酒だけは飲んだんですけど、後は「中毒性」のあるものには一切手を出さないで生きてきたんですよ。
なぜなら、自分がそういうものに弱いと知ってるからですね。
でも、なぜかギャンブルだけは本当に興味が全くないんですよ。昔誘われてはじめてやったパチンコで大勝ちしたんですけど、それ一回で「何か飽きちゃって」それっきり行きませんし、アルバイト先が「競馬中毒」の人ばかりの職場で働いた時も付き合いで数回馬券を買ったんですけど、全く面白さがわからなかったので、そこを辞めてからは一回も買ってません。
元々、そういうものに興味がわかない人間なんでしょうね。
ですから、ギャンブル中毒の人の話を聞いても「何でそこまで?」と、ちょっと馬鹿にしていた事すらあったんですけど、最近ある「ギャンブル依存症の人のブログ」を読んでいて、アルコール依存症の自分ととても良くにいている事に気づいたんですよ。
共通点は「これ辞めたら、人生に面白い事が無い」と「淡々と続く日常生活が嫌い」
「今の現実を忘れたい」の三点です。
全く異なるように見えるこのふたつの依存症も根っこにある感情はほとんど同じなんですよね。
自分も酒飲む時は、大体こういう気持ちで飲んでますからね。
そうして思い起こすと…昔「メイド喫茶」と「風俗」に金を注ぎ込んでた同僚も、全く同じような事言ってましたよ。
結局こういうのって「酒が」とか、「ギャンブルが」「女が」、とかの個別な要因が問題なのではなくて、みんな同じ根っこを持つ「心の病」なんだと思いますよ。
そして人生というのは「そういう過剰な楽しさを求めず」「淡々と生きる」のが正解なんでしょうね。