ロボの「禁酒技術開発日記」。飲むか?生きるか!?

「普通の禁酒」とは一風変わった「オリジナルな手法」でアルコールと戦うブログです。

禁酒九日目。連続飲酒の危険性。

私が「連続飲酒」という言葉を初めて知ったのは「吾妻ひでお失踪日記」と「アルコール病棟」という二本のアルコール闘病漫画からでした。

 

アルコールの事を良く調べれば調べるほど危険性を感じるのは、この「連続飲酒状態」があるからなんですよね。

 

長年アルコールと上手に付き合っている人がいたとします。でも彼が「ある期間」「ある」量を超えて飲み続けると、ちょっとしたきっかけでこの「連続飲酒」という恐ろしい状態に入るための条件が肉体(脳の回路)にそろうらしいんです。

 

一度そうなったら最後、仕事とか私生活がうまくいっているうちは良いのですけど、一度その歯車が狂いだして、「失業」「肉親の死」などの耐え難い精神苦痛を味った時にいきなりこの「連続飲酒」に入ってしまう事があるそうなんです。

寝ている時以外はず~っと酒を手放せず、ひたすら飲酒を続ける「連続飲酒状態」

 

第三者の人がこれを見れば、これこそまさに「アル中の人」の典型的な姿だと思うはずです。

 

私はそこまでなった事はさすがにないんですけど、ブログ村の「禁酒村」の他の方の体験談を読んでいると。

「仕事が終わって一杯飲んで、次に気がついたのは数週間後で、部屋は酒瓶の山だった」みたいな恐ろしい「連続飲酒体験談」が載ってまして、それに段々と近づいていた私は、

そういう話を聞くたびに心底ゾ~ッとするんです。

 

良く、ニュースで報道されている酔っ払った人が車で人ごみに突っ込んだりするような事件は、多分これに近い状況に陥ってた人がかなり混ざってると思うですよ。

 

でも、大手マスコミは絶対にそこには触れませんけどね(単なる酔っ払いの事故にされます)。

 

アルコール愛好家はそうなった時に必ずこう考えると思うんです。

「普通に酒を飲んでただけなのに、何で俺が!?酒って実はこんなに危険なものだったの!?、何で誰もそう言わないんだ!?そもそも、何でこんな危険なものをTVでタレントがニコニコして宣伝してるんだ!!?」って。

 

なぜそうなるのでしょうか?。何でこれほどにアルコールの危険性は隠蔽されてしまっているのでしょうか?

 

それは多分経済を優先的に回すためだと思うんです。

酒の危険性とか「連続飲酒」の真の恐ろしさを人が理解したら、飲酒人口は相当減り、酒造業界や、運輸業界、そして飲食業界などのダメージは計り知れないと思いますからね。

例え、体質的にアルコール依存になりやすい人や、精神的にアルコール依存になりやすい人が、危険な「連続飲酒」の泥沼に沈んだとしても、

それは経済を回すための「仕方の無い犠牲である」と考えられているように思えるんですよ。

 

だから「アルコール中毒」の人ってほとんど世間から隠されているんだと思います。

 

ちなもに厚生省が発表した、一日の適正飲酒量は、ビールなら「中びん1本」ですから、つまりはジョッキ一杯らしいですよ。

それならば安全と言うことですね。その量であれば長年飲んでも決して危険な「連続飲酒」の回路が肉体に形成される事は無いということです。

 

こんな数値がきちんと出ているんですから、これは心強いですね~!!。

 

でも飲み屋とか、ビアホールで、ジョッキ一杯で止める「愛飲家」なんて私は見たことないですけどね(笑)。

 

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