禁酒八日目。「吾妻ひでおの失踪日記」
私の友人に大酒飲みがいまして、良く彼と一緒に週末になると飲みに行ってましたね。
基本的に私の方が酒には強かったので、大体つぶれた彼を送ってくのは私の役目でした。
でも、年々飲酒量が増えていき、「このままでいいのかな?」と思い始めた時期に「吾妻ひでおの失踪日記」という本を何気なく読んだんですよね。
その本は漫画家のホームレス生活ドキュメンタリーという内容だったのですが、後半は「アル中日記」というアル中の闘病ドキュメンタリー漫画で、そこに描かれていた内容に私は心底びっくりしたんですよΣ(゚д゚lll)。
いやあね、私はそこまでひどいアル中ではなかったんですけど、週末になると朝から晩まで酔いつぶれていた時期もあり、その時期の自分の様子と、漫画に描かれていた
「連続飲酒状態」というアルコール中毒状況がそっくりだったんですよ。
それが私が、アルコールを控えはじめたり今回の禁酒に至った転換点です。
でも不思議に思うのは。それまでずっと普通に生きてきて、様々な情報に触れていたはずなのに。どうしてこんな身近にあるアル中の危機を感じる事ができなかったのでしょうかね?
一度は学校で「ドラッグの危機」と同じレベルで「アル中の危機」を教えるべきだとすら思うのですが?
まあ、国家は酒税で大きく税収を上げてますし、大手マスコミは大量の広告出稿が酒造メーカーから出てますから、酒の売り上げを下げるような情報を出したくないのは仕方の無い事かもしれませんけど…それにしても、これではなにも知らないアル中予備軍があまりにも無防備すぎると思うんです。