禁酒20日目。これまでの経過。
自分の心に隠された本音を分析し、それに対応した
「未来への人生工程表」を具体的に作成したため、とりあえず「未来への不安感」や「謎の苛立ち」などはなくなって精神状態が安定。
ほとんど飲酒欲求はなくなったんです…。
ここまではうまくいってるんです。今のところは。
ただ、アルコールはしつこいですからね、他の禁酒関係のブログとか見てると本当に
一年とか二年とか禁酒してても急にスリップしたりするので全く油断がならないんですよ。
私が考えるに、それは多分「我慢」が原因だと思うんですよ。
人間がある目的を達成のためにある一定期間「忍耐」する事はすばらしい事だと思うんです、精神を鍛える事にもなりますしね…でも、
忍耐(我慢)というのはある意味「無理する事」でもあるので、禁酒に勢いがあるうち(始めたばかりの頃)はいいんですけど、それがあまりに長期に渡った場合(断酒って基本永遠ですからね)は途中でどこか疲れてくるとつい「気が緩んで」スリップしてしまう…
ギャンブル依存とかアルコール依存のブログを数多く読んでいると、大体このパターンでスリップする事が多いです。
しかもスリップした後は前より症状が悪化してたりするんですよね。
今までの自分も大体このパターンで失敗してますからこの感覚は良くわかるんですよ。
それならさらに一歩進めて考えてもういっその事「本質的に酒が嫌い」になれば良いのでは?と思うんです。
以前読んだ「読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー」なんかはまさにその方法ですし(徹底的に酒=悪論を展開します)、ブログで「酒は毒薬」的な内容を書かれる方もそうやって、「自己暗示」をかけていると思うんです。
ただ「禁酒セラピー」はちょっと内容に強引すぎる部分があり、どうしても自分は受け入れられなかったので(あれは自己洗脳の本ですから、思想的に合わないともうダメなんですよね)、あれと同じような事を今度は自分で考えればいいんですよね。
以前に聞いた記憶があるんですけど、確か人間の味覚っていうのは「自己暗示」である程度変えられると聞いた事があったんですよ。
自分も以前に変な味の外国の酒を飲んだ後に「口の中に」その味の記憶が残っちゃって、しばらくは何の酒飲んでも「不味く」感じた時期があったんですけど、
それって良く考えればその酒の味が「現在実際に口の中にある」わけでもなく、さらにその後飲んだお酒も「自分が好きな酒」であるにも関わらず不味く感じた…
という事は、完全に「心理的な問題で味覚が変化した」一例なわけですよ。
これを何とか「禁酒」に応用できないかな?…と今考えてます。
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